AVを作るには、メーカーや制作会社に入って監督やスタッフになる、自分でメーカーを立ち上げる、個人で撮影して販売する、の3つの道があります。 どの道を選んでも、2022年に施行されたAV新法による契約書と待機期間、モザイクと審査、18歳以上の確認といったルールは同じです。 このページでは、AVができるまでの流れと、制作者が必ず守る法律を、これからAVを作りたい人向けにまとめました。
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AD(アシスタントディレクター)として現場に入り、撮影・編集・キャスティングを覚えて監督になるのがいちばん多い道です。資格はいりません。
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会社をつくり、審査団体の審査を通した作品を配信サイトや卸に流します。企画から販売まで自分で決められる分、資金と信用が必要です。
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コンテンツ販売サイトで個人の作品を売る方法です。手軽に見えますが、AV新法は個人にも適用され、契約書・待機期間・モザイクなどのルールは会社と同じです。
AVの現場は少人数で、監督・AD・カメラマン・メイクの数人で撮ることも珍しくありません。監督の多くはADから始めて、現場の段取り・撮影・編集を一通り覚えてから監督を任されます。 メーカーから作品ごとに依頼を受けるフリーの監督もいます。
| 仕事 | 内容 |
|---|---|
| 監督 | 企画を立て、撮影の進行と演出を決める。編集まで自分で行う監督も多い |
| AD(助監督) | 撮影の準備・進行、出演者の対応、小道具や弁当の手配など現場の何でも屋。監督への入り口 |
| カメラマン | 撮影を担当する。監督がカメラを兼ねる現場も多い |
| 編集 | 映像の編集、モザイク処理、サンプル動画やパッケージ用の素材づくり |
| メイク・スタイリスト | 出演者のヘアメイク・衣装。フリーで複数のメーカーと仕事をする人が多い |
| キャスティング・営業 | 事務所と出演者の調整、配信サイトや問屋への営業・販売促進 |
いま人気の出演者の傾向は、最近売れているAV女優ランキングや新人AV女優の一覧で見られます。
契約から発売までは、AV新法の待機期間だけで最短5か月かかります。キャスティングや審査を含めると、企画から発売まで半年以上を見ておきましょう。
ジャンル・シチュエーション・出演者のタイプ・予算を決めます。配信サイトの売れ筋や、レーベルの方向性に合わせるのが基本です。
事務所(プロダクション)にオファーを出し、出演者と出演料、NGの内容(できない行為・顔出し・地域など)をすり合わせます。
作品ごとに、撮影する内容・共演者・報酬・発売の方法などを書いた契約書を出演者に渡し、説明します。本人確認書類で18歳以上であることも確かめて記録を残します。
契約書を渡してから1か月たつまで撮影できません。この間にスタジオ・スタッフ・機材を手配し、台本や香盤表(スケジュール)をつくります。
撮影前に出演者の性感染症の検査結果を確認します。当日、出演者が特定の行為を拒否したら、その場で撮影内容を変えます。
編集してモザイクをかけ、審査団体の審査を受けます。パッケージやサンプル動画もこの段階でつくります。
撮影が終わってから4か月たつまで発売・配信できません。発売後1年は出演者が契約を解除でき、その場合は販売・配信を止めます。
AVの制作・販売に関わる主な法律です。知らなかったでは済まされず、会社でも個人でも同じように適用されます。
AV新法(性行為映像制作物への出演に係る被害の防止及び出演者の救済に関する法律)は、2022年6月に施行されました。 作品を制作して公表する人(制作公表者)には、次のような義務があります。違反すると契約が無効になったり、罰則を受けたりします。
このルールより出演者に不利な契約の条項(「解除したら違約金」など)は無効です。詳しくは内閣府男女共同参画局のAV出演被害防止・救済法の案内を確認してください。
個人の作品でも、販売・公開するならメーカーと同じルールが適用されます。とくに次の点は必ず守ってください。
出演者のキャスティングは、AVプロダクション(事務所)を通すのが基本です。事務所は所属する出演者の年齢・本人確認、出演の意思、NGの内容を管理しているので、制作側もトラブルを避けやすくなります。 オファーのときは、企画の内容・撮影する行為・共演者・撮影日・出演料をはっきり伝えましょう。
各事務所の公式サイトの所属名簿と、このサイトに載っているAV女優を照合した人数です。事務所ページで所属女優と出演作を確認できます。
必要ありません。メーカーや制作会社の求人にADとして応募し、現場で経験を積んで監督になる人が多いです。映像の専門学校で撮影・編集を学んでから入る人もいます。
条件を守れば違法ではありません。ただし、AV新法の契約書・待機期間・解除への対応、18歳以上の確認、モザイク、販売サイトの規約(出演者の身分証や同意書の提出など)を守る必要があります。
関係あります。販売・公開する目的で性行為を撮影するなら、相手がパートナーでもAV新法が適用され、作品ごとの契約書の交付、1か月・4か月の待機期間、発売後1年の解除への対応が必要です。
日本国内で販売・配信する作品はモザイクが必要です。無修正で販売するとわいせつ物頒布等罪に問われ、海外のサーバーやサイトを使っていても日本から販売していれば摘発の対象になります。
AVプロダクション(事務所)を通してオファーするのが基本です。事務所が出演者の年齢確認・意思確認・NGの管理をしているので、トラブルを避けやすくなります。SNSなどで直接募集すると、年齢の偽り・同意の行き違い・発売後の解除などのトラブルが起きやすくなります。
業界では、撮影の前に一定期間内の性感染症の検査結果を確認するのが一般的です。AV新法でも制作者は出演者の安全と衛生に配慮することが求められています。
会社の設立、審査団体での審査、配信サイトや問屋との販売の契約、事務所とのつながり、出演料・スタジオ・スタッフ・審査にかかる資金が必要です。発売は撮影から4か月以上あとなので、売上が入るまでの資金繰りも考えておきます。
AV新法の待機期間があるので、契約から撮影まで1か月以上、撮影から発売まで4か月以上かかります。キャスティングや審査の期間も含めると、企画から発売まで半年以上を見ておくのが現実的です。
法律や制度は2026年10月時点の内容です。実際に制作・販売するときは、弁護士や審査団体に確認してください。