AV女優になるには、AVプロダクション(事務所)に所属してメーカーの面接を受け、作品ごとに出演契約を結んで撮影する、という流れが一般的です。 このページでは、応募の方法から、単体・企画の違いとギャラの目安、事務所の選び方、2022年に施行されたAV新法で守られていること、 身バレや作品が残るリスク、やめたいときの相談先まで、デビューを考えている人が先に知っておきたいことをまとめました。
出演するかどうかは、あなたが決めることです。契約したあとでも、撮影の当日でも、発売から1年以内でも、やめることができます。 誰かに強く勧められて迷っているなら、相談先に話してみてください。
応募してから作品が発売されるまでは、早くても半年ほどかかります。AV新法で、契約から撮影まで1か月、撮影から発売まで4か月をあけることが決まっているためです。
プロダクション(事務所)の公式サイトの応募フォームから申し込むのが一般的です。街やSNSでスカウトされて事務所につながる人もいます。
本人確認書類で年齢を確かめたうえで、仕事の内容・NGにしたいこと・身バレへの考え方などを話し合います。宣材写真(プロフィール写真)もここで撮ります。
事務所のマネージャーと一緒にAVメーカーを回り、起用してもらえるか決まります。単体で決まるか、企画作品が中心になるかもここで分かれます。
AV新法により、作品ごとに出演契約書を受け取り、撮影内容・共演者・報酬・発売の方法などの説明を受けます。納得できない点があればこの段階で断れます。
契約書を受け取ってから1か月たつまで撮影はできません。撮影前には性感染症の検査があり、当日も嫌な行為は拒否できます。
撮影が終わってから4か月たつまで発売・配信はできません。発売前に映像を確認できる場合もあります。デビュー後は宣伝のためにSNSを始める人も多いです。
見た目の条件は、単体か企画かで大きく変わります。単体女優はメーカーの面接で選ばれる必要がありますが、企画作品は年齢・体型・雰囲気もさまざまで、「人妻」「熟女」のように30代・40代以上が求められるジャンルもあります。 タトゥーがあると出られる作品が減ることがあります。
いちばん一般的な方法です。多くの事務所が公式サイトに応募フォームを置いていて、写真と簡単なプロフィールを送ると面接の連絡が来ます。複数の事務所の話を聞いて比べるのも普通のことです。
街やSNSで声をかけられて事務所につながる人もいます。ただし、スカウトする人と事務所が別の会社だったり、仕事の内容をぼかして誘ったりするケースもあるので、事務所の選び方のチェックをしてから決めましょう。
素人系の作品を作るメーカーなどは、出演者を直接募集していることがあります。事務所を通さない分、契約書の中身やNGの伝え方を自分で確認する必要があります。
AV女優の働き方は、大きく3つに分かれます。ギャラは事務所・メーカー・人気によって大きく変わるので、下の金額はよく言われる目安です。
| 種類 | どんな出演か | 撮影ペース | ギャラの目安 | なりやすさ |
|---|---|---|---|---|
| 単体女優 | 1本の作品に1人で主演し、パッケージに名前が大きく出る。特定のメーカーと専属契約を結ぶことが多い | 月1本前後の撮影 | 1本あたり数十万〜100万円以上 | 狭き門。メーカー面接で選ばれる必要がある |
| 企画単体女優 | 名前を出して活動しつつ、複数のメーカーの作品にフリーで出演する | 撮影日数は人による(月に数日〜十数日) | 1日あたり数万〜数十万円 | 単体から移る人、企画から人気が出て移る人が多い |
| 企画女優 | 名前を大きく出さず、作品のテーマ(シチュエーション)の出演者として出る。複数人の共演も多い | 撮影日数は人による | 1日あたり数万円程度 | 採用されやすく、本数を重ねて稼ぐ形になりやすい |
デビューのときは単体でも、契約が終わると企画単体に移るなど、働き方は途中で変わることがよくあります。 最近デビューした人は新人AV女優の一覧で見られます。
事務所は、仕事を取ってくるだけでなく、メーカーとの交渉やNGを守らせる役目も持っています。どこに所属するかで、働きやすさも安全さも大きく変わります。
各事務所の公式サイトの所属名簿と、このサイトに載っているAV女優を照合した人数です。事務所ページで所属女優と出演作を確認できます。
2022年6月に「AV出演被害防止・救済法」(AV新法)が施行され、出演者を守るためのルールが法律で決まりました。性別や年齢に関係なく、すべての出演者に適用されます。
このルールに反する契約の条項(「解除したら違約金」など)は無効です。詳しくは内閣府男女共同参画局のAV出演被害防止・救済法の案内を確認してください。
このサイトに載っているAV女優のうち、2023年10月以降にデビューした480人(生年月日が分かる人)の、デビュー作の発売日の時点の年齢です。真ん中の年齢は23歳で、20代前半が中心ですが、30代以上でデビューする人も少なくありません。
デビュー年ごとのAV女優は、ページ下の「デビュー年から探す」から見られます。
契約や撮影を強要された、やめたいと言ったら違約金を請求された、話が違う、というときは一人で抱えずに相談してください。相談したことが事務所に伝わることはありません。
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
#8891(全国共通・最寄りのセンターにつながる)
出演を強要された、意に反する撮影をされたなどの相談。24時間対応のセンターもあります
法テラス(日本司法支援センター)
0570-078374
契約の解除や違約金の請求など、法律のトラブルの相談先や弁護士を案内してくれます
警察相談専用電話
#9110
脅されている、身分証を返してもらえないなど。緊急のときは110番
消費者ホットライン
188
登録料・レッスン代などのお金を請求されたとき
AV人権倫理機構(AVAN)
公式サイトの相談窓口
適正AVに参加しているメーカーの作品について、出演者の相談や作品の販売停止の申請を受け付けています
PAPS(ポルノ被害と性暴力を考える会)
公式サイトのメール・電話・LINE
AV出演被害の相談を受け、映像の削除依頼などを支援している民間団体
18歳以上が条件で、18歳でも高校生は出演できません。撮影の前に運転免許証やマイナンバーカードなどで年齢と本人確認があります。18・19歳の起用を控えるメーカーもあります。
なれます。デビュー作は「経験が少ない新人」として売り出されることも多く、撮影現場では監督やスタッフが流れを説明してくれます。
顔を出さない(モザイクやマスクの)企画作品もありますが、仕事の数とギャラは顔出しより少なくなりがちです。また、体の特徴や声から本人と分かることもあるので、顔を出さなければ絶対にバレないわけではありません。
まともな事務所なら、登録料・レッスン代・宣材写真代などを出演者に請求することはありません。お金を求められたら、その事務所はやめておくのが安全です。
断れます。AV新法で、出演者は撮影のときに個々の性行為を拒否できると定められていて、断ったことを理由に違約金を請求されることもありません。NGにしたいことは契約の前に事務所とメーカーに伝えておきましょう。
できます。AV新法では、作品が発売・配信されてから1年がたつまでは、理由を問わず契約を解除でき、解除したことで損害賠償を求められることもありません。撮影前でも撮影後でも解除できます。
適正AVに参加しているメーカーの作品は、発売から5年を過ぎると出演者が販売・配信の停止を申請できる仕組みがあります。ただし、ネット上に違法に転載された映像まで完全に消すのは難しく、作品は長く残ると考えておく必要があります。
かかります。事務所との契約は雇用ではなく業務委託(個人事業主)の形が多く、収入があった年の翌年に自分で確定申告をします。経費になるもの(衣装・美容・交通費など)の領収書は残しておきましょう。
ギャラや撮影ペースはよく言われる目安で、事務所・メーカー・時期によって違います。法律や制度は2026年10月時点の内容です。